マンション売却の交渉|購入申込書は買主からのプロポーズ
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購入申込をされたのに直前でフラれた経験がある
イエコ です。
そう、購入申込をされたからと言って確実に
成約に至るとは限りません。
今回はこの購入申込書についてお話していきます。
1.購入申込書とは?
内覧をして、あなたのマンションを買いたいと思った
買主さんが、買いたいという意思表示を行います。
これが購入申込書です。
2.記載項目
- 購入したい物件の概要
- 買主の購入希望価格
- 住宅ローンの利用の有無・金額
- 契約時の手付金の額
- 契約締結の希望日
- 引き渡しの希望日
- その他の条件
- 購入希望者の氏名・住所
などです。
3.購入申込はあくまでプロポーズ
「購入したい 」という意思表示をもらって舞い上がってしまう
売主さんも多いと思います。
もちろん イエコ もそうでした。
しかし、購入申込書はあくまで買主さんからのプロポーズ。
つまり、売主はまだ他の方からプロポーズされ、断る可能性もありますし
プロポーズしたけれど買主はもっと良い条件の他の物件に
乗り換える可能性もあります。
そして、この購入申込書には買主側の希望が主で、
金額や条件など売主の希望は考慮されていません。
ですので、プロポーズされて喜んでも中身を見てみたら
ひどい条件だった。ということもあります。
購入申込書をもらった。ということは
「第一の交渉権」を得ただけということです。
4.買主さんの心理
このプロポーズをした際の買主さんの心理を整理
しておきましょう。
- 運命の物件に出会えた。
- 是非買いたい
- 金額は少しでも抑えたい
というのがまず最初に出てきます。
そして、物件を見てすぐは若干興奮状態と言って
いいと思います。
この「興奮状態」の時に購入申込をするわけです。
しかし、自分の家に帰り周りの方にこのマンションを
買おうと思う。
という相談をされるでしょう。
その際、否定的な事を言う方がたいてい一人はいるでしょう。
良い面・悪い面、ローンの心配など周りから言われ
少し熱が冷めてしまう事がよくあります。
イエコもこのパターンで何件断られたか…
ここでポイントなのが、熱が冷めないうちに契約を!!
という事です。
好きで好きで告白したけれど相手からの返事が全然ないと
「もういっか…」という気持ちになったりするものです。
このような買主さんの心理を知った上で、どのように
この購入申込に対応すればいいのか。次の記事でご紹介します。
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