(10-8)大ピンチ!家を売りたいのに買主の住宅ローンが通らない
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- 買い手が見つかって手付金も入金された。
- 引っ越しの準備も着々と進んでいる。
- 新しく買った家の住宅ローンも契約が終わった。
そんな順調に進んでいた我が家の売却・買い替えが
思わぬことから一気にストップしてしまいました。
不動産会社の担当者から、
『買主の住宅ローン審査が通らなかった』
と連絡がありました。
引っ越しの10日前のことです。
最初聞いた時はよく理解できませんでした。
買主であるご主人は自営業で申告額が低く融資を断られたのです。
もし融資をしてもらえなければ当然家を買うことが出来ないから、
家を買う話しはなかったことになります、とも言われました。
融資を申し込んだ銀行は、買い手の人がいつも利用している銀行だそうで、
まさか断られるなんて思ってもいなかったと聞きました。
突然のことで考えがまとまりませんでした。
買い手の人もショックだったでしょうが、私も相当のショックを受けました。
とは言ってもその時はまだ焦りはありませんでした。
担当者が、他にも銀行はたくさんあるし、
不動産会社が利用している銀行にも頼めると言っていたからです。
ところが1週間もすると事態は悪くなるばかりでした。
- 買い手の人
- 不動産仲介業者
共に可能性のありそうな銀行に融資の話をしても良い返事がなかったのです。
住宅ローン審査すらしてもらえないらしく、厳しい状況だと言われました。
さすがに焦りが出てきました。
一旦安心した後だけに、大きな不安を感じます。
またまた失礼な上司が出てきた!
更に1週間が経過した頃、担当者と例の上司が訪ねてきました。
相当厳しい状況のようです。
今回の売却の話はあきらめなければいけない可能性が大きいとも言われました。
ここでもその上司は
更地にして1500万円での売却
という話しを持ちだしてくるのです。
どこかの業者に頼まれているのか、と勘繰りたくなるほどです。
「専任媒介契約」の期限が来たら、
絶対にこの不動産会社とは付き合わないと思いました。
さすがにこの頃になると半ばあきらめの気持ちも出てきます。
また、息子も住宅ローンの支払いを手伝うと言ってくれたので、
焦って売らなくても良いかという気持ちにもなっていました。
予想外の展開ですが、
家の売却が済んでいないのに引っ越しをすることになりました。
引っ越しには2台のトラックがやって来て引っ越しの開始です。
家具や家財道具の搬出、そして新しい家への搬入は午後4時頃には済みました。
がらんとした家に戻り、処分するものの分別を終え、
最後の掃除が終了したのは夜の11時頃でした。
>>(10-9)担当者の大手柄!住宅ローン通過させた裏ワザとは? へ続く