(10-5)内覧無し!家が売れない!担当者の上司が最悪!

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売り出しを開始したものの何の進展もないまま10日ほどが過ぎました。
変わらず担当者は毎日連絡をしてくれますが、良い連絡はありません。

 

なかなか売れませんね、と担当者に告げた翌日、担当者と上司がやって来ました。
上司は最初の挨拶は普通でしたが、なかなか問い合わせがない話しになると
途端に失礼なことを言い始めました。

 

言い方は柔らかだったのですが、内容は

  • これほど古い家は簡単には売れない
  • 業者から問い合わせはあるが、更地にして1500万円と言われている
  • そもそも1800万円は高すぎる

担当者との合意の内容を無視した話しを一方的に話されました。

 

更地にするには建物の解体費として200万円必要とも言われました。
200万円かけて更地にして、それを1500万円で売却したのでは大きな損失が出ます。
そんなことは専門家ですから分かるはずなのに、平気で話す人間性を疑いました。

 

さすがに面白くなかったので翌日担当者に苦情を言い、
他の不動産会社に変えたいと伝えました。

 

しかし・・・
専任媒介契約なので3か月は他社に変えられないと言われました。

 

この時初めて、専任媒介契約を結んだのは失敗だったと思いました。
もっといろいろな会社の人と話をして、
本当に信頼できる相手を選ぶべきだったと後悔しました。

 

契約をした後なのでどうにもならないのですが、
なんかうまく騙されたような気持がしました。

 

そんな話を担当者としながら

  • 家売却価格は当面変更しない
  • 土地を更地にすることは考えない

事を確認しました。
担当者も頑張ると言っていたので、3か月は待とうと決めました。

 

待とうと決めても時間の経過とともに不安が募ります。
大きな損失はあっても、取りあえず住宅ローンは完済できるから
解体して1500万円で売ろうか、でも損はしたくないし、
と気持ちは揺れ動きます。
2週間はなかなか寝付けない日を過ごしました。

 

売り出しを開始してから、もう少しで1か月が経とうとした時、
担当者から物件を見たいという人がいる、との連絡がありました。

 

その日の午後赤ちゃんを抱いた女性が家を見に来ました。
今はアパートにご主人と子供の4人住まいだけども、
田舎から母親を呼んで一緒に住むために手頃な住宅を探しているとのことです。

 

あちこち見て回ったらしいのですが、
なかなかこれはと思う物件がないと言われていました。

 

当たり前のことですが、
価格重視だけど家もあまり手がかかるような状態だと困るとのことです。
そこで部屋を案内しながら、どこをリフォームしたか説明しました。

 

ご主人と相談してみると言われ、その日は終わりました。

 

 

>>(10-6)買い手出現!売却理由を正直に説明すると・・・ へ続く

 

 

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