(10-6)買主候補に家の売却理由を正直に説明しちゃいました
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内覧見学に来られた翌日の朝、
再び担当者から再度見学をさせてもらいたいと連絡がありました。
ご主人も物件を見たいと言われているそうです。
家を見られた奥さんの印象が良かったみたいです。
連絡を受けた翌日、一家総出で見学に来られました。
予想通り奥さんが気に入られたみたいでした。
その日は私の説明は必要ないくらい奥さんがご主人に説明をされていました。
一通り見て回られた後、ご主人にどんなリフォームをしたか詳しく説明しました。
というのも外見はともかく、家の中はそれほど古臭い感じがしなかったらしく、
ご主人は不思議に感じられたそうです。
- リフォームを完璧にしたのになぜ手放すのか?
- どこか家に不具合があるのでは?
と心配していると聞かされました。
そこで家を手放すに至った理由を正直にお話ししました。
- 家を手放す理由は母の病気の為である
- 転地療養を医師から勧められた
とお話しし、理解してもらいました。
ちょうど母が居合わせ、
実は隣のスーパーにゴミを取りに来るトラックがエンジンをかけっぱなしで、
その排気ガスで呼吸器が悪くなったと余計な話しもしました。
奥さんは自分の母親を田舎から呼んで同居を考えられていたので心配されました。
そこでご主人が、実際にゴミの収集の時間に来てみて、
どんな感じか確かめてみると言われました。
帰られて1時間ほどで担当者から連絡がありました。
ありがたいことにご主人も家を気に入られたようで、
あとは排気ガスを確かめてから決めると言われたとのことでした。
2日後に担当者から連絡があり、
ご主人が実際に2日続けてスーパーの駐車場に来たそうです。
その感想は、心配するほどでもないというものでした。
ホッとしたのも束の間、
価格が1700万円にならないかと言われたと聞かされました。
購入した価格が1800万円で、
地価が下落し続けているとは言っても、
わずか6年でそれほどは下がらないだろうという思いがありました。
ただ、やっと見つかった買い手だから逃したくないという思いもありました。
即答できなかったので、少し考えさせてもらうことにしました。
地価を調べると1800万円では少し高いようですが、1700万円では安すぎます。
買ってもらえそうだと思うと欲が出てきました。
人間の心理は不思議なもので、
売れないのではないかと思っている時は多少価格を下げてでもという気になるのですが、
いざ売れるのではと思うと少しでも高く売りたいと思ってしまうのです。
>>(10-7)買主から売却価格の値下げ交渉!対応は? へ続く