(10-4)家を売るには?大手不動産屋と専任媒介契約しちゃった

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前の記事で書いた通り
引越し(転居)する家を購入が完了しました。

 

次に住む家が決まっても安心は出来ません。
今住んでいる家を売却しないと、月々の住宅ローンを支払わなくてはならないからです。

 

月々10万円の支払いは気持ちの中で重く感じていました。
1日でも早く売らなければ、という思いが日増しに強くなります。

 

家を売却するなんて初めての体験ですから、どうすればいいのか分かりませんでした。
近くの不動産屋に相談に行こうとしていた朝、郵便受けに一枚のチラシを見つけました。

 

ありがたい偶然、と思いました。
テレビでも良く聞く大手の不動産会社ですから、余計に目に留まったのです。

 

  • 住宅を探しています。
  • 家の売却はお任せください。
  • まずはご相談ください。

チラシに書いてあるそんな言葉に心ひかれ、すぐに電話をしました。

 

翌日には自宅に訪問してくれ、
不動産の売却に関するいろいろなことの説明を聞くことが出来ました。

 

同時に住宅の査定もするとのことでしたが、
建物はもう価値はないと言われました。

 

買う時点でもそのことは承知していたのですが、
お金をかけてリフォームしたことを考えると、少しショックでした。

 

ただ、リフォームがきれいにしてあるから
早く買い手が見つかるかもしれない、とも言われました。
当然ですが、お金をかけた分だけ売れやすいということですね。

 

売却に関する説明の中で、聞いたことのない言葉に出会いました。
「専任媒介契約」というものです。
その契約をすると、契約をした不動産会社以外には売却を頼めないそうです。

 

初めてのことですから勝手が分からないのと、
来てもらった担当者がとても親切に思えたので、
その不動産会社と専任媒介契約を結びました。

 

この安易な決断は大失敗でした。
専任媒介契約は慎重に検討しましょう!
長期間(私の場合は9ヶ月間)、進展が無くて為す術が無かったからです。

 

 

売却金額は簡単に決まりました。

 

建物が価値ゼロですから、土地の価格だけでの売却になります。
購入した価格が1800万円でしたから、
取りあえずその価格で買い手を探してもらうようにお願いをしました。

 

1週間も経たないうちにチラシが入りました。

  • 日当たり良好
  • リフォーム済み
  • 部屋数多し
  • 公共交通機関の駅近し

などの文字と共に今まで住んでいた家の情報が掲載され、
販売価格1800万円と書かれていました。
いよいよ売りに出されたという実感が湧き、少し寂しくもあります。

 

自分の中では住みやすい家と感じていたので、
簡単に買い手が見つかると思っていました。

 

担当の方が毎日のように連絡をくれるのですが、
初めの1週間は、まだ誰からも問い合わせがないことの報告だけでした。

 

たった1週間しか経っていないのに
「売れないのではないか」という不安が膨らんできました。

 

 

>>(10-5)内覧無し!担当者の上司が失礼な暴言連発! へ続く

 

 

>>名古屋会社員イエ男 家売却物語(全10話) 目次

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