(10-3)引越し先として名古屋市郊外の家を購入
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引越し先として名古屋市郊外の家を購入しました。
銀行の支店長が勧めてくれた物件は、
住んでいた住宅より13キロほど離れた郊外にあります。
- 土地面積 136u
- 床面積 130u
- 間取り 4LDK
- 築 12年
という物件。
大きさは住んでいた住宅とほぼ同じですが、新しくてきれいな家でした。
大手のハウスメーカーが建てた家だそうで、
リフォームの必要もなくそのまま住むことが出来ます。
不動産屋によると、12年住んでこのきれいさは珍しいとのことです。
両親を連れて見学に行ったのですが、
母は一目見て気に行ってしまいました。
あそこに引っ越したら元気になりそう、などと言い始めていました。
父は病院が近くにないことが不安のようでしたが、
結局は母の意向を重視し、反対はしませんでした。
支店長が掘り出し物といった理由は、
物件の割に価格が安いということでした。
持ち主が住宅ローンの支払いが出来なくなったので
銀行が管理している物件でした。
このケースは更に価格交渉が可能なはずだから、
絶対に相場より安く買えると言われました。
提示価格は相場の1850万円だったのですが、
1600万円で交渉してくれと案内してくれた不動産屋に頼みました。
2日後に返事があり、1650万円ならばいいという答えでした。
近隣の物件と比べてかなりの割安感があります。
そこで購入を決めました。
銀行に行き、気に入ったことを支店長に伝えたことで
具体的にどうすればいいか話しをしました。
2重の住宅ローンは審査が通らない!
ところが、そこで現実の問題に行き当たりました。
その問題とは、2重に住宅ローンが組めないことです。
つまり、住んでいる家の住宅ローンを整理しないと
次の住宅のローンが組めないということですね。
購入を決めた家は1日でも早く売りたい物件で、
1週間以内に手付金100万円を入金しなければ
別の人に紹介すると言われていましたので、正直困りました。
と言うのも、
今住んでいる家が売れたら次の家を購入する
ということが出来ないからです。
いろいろ考えた結果、新しい家は息子の名前で買うことにしました。
息子は当時28歳でまだ独身だったのですが、
どうせ将来的には必要になると話し、しぶしぶ納得してもらいました。
息子の勤務年数や年収などから、
融資上限が1700万円だったのですが、
1500万円を超えると審査に通るか微妙だと担当者に言われました。
そこで私と両親で頭金を出し合って、
残金1200万円で住宅ローンを申し込みました。
頭金を用意したのが良かったのか、
何とか審査も通ることになり、無事引っ越し先の家が決まりました。
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