(5-5)マンション売却 不動産屋の選定!一般媒介の注意・ポイント
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【一括査定サイト イエイ】を使う際の注意点・ポイント
イエイを使う事により、多くの不動産業者に売却物件を預け、
それだけ多くの方に情報公開出来るメリットはありますが、
物件を売る側としては売り方により、逆にデメリットになる部分もあります。
不動産業者は物件を預かると、
不動産売買業者しか見る事が出来ない「レインズ」というネットサイトに物件詳細を
開示する事が法律で定められていますが、
それとは別に「アット・ホーム」や「SUUMO」のように
一般の人がネットで簡単に検索できる物件情報サイトがあり、
売却希望の物件を預かった不動産業者はそのようなサイトに預かり物件を掲載し、
ネットからの資料請求や問い合わせの窓口を広げて顧客確保をしています。
人によっては、現在所有の物件に住み続けながら
「売れたら現在の住宅ローンを完済し、もっと広いところを購入し、新たに住宅ローンを組む」
という「売れれば引っ越す」スタイルで売る人もいるので、
一般の人がネットで検索して
- 「お隣さんが売りに出ている」
- 「何か事情があるのかしら?」
という事を回避するために
一般には情報公開しない売り方もあります。
一般に情報公開せず、住み続けながら売る場合、
買い手側が毎週のように室内を内覧したいという事になっても大変です。
なので一括査定で何社にもお願いするより、
1社に決めてゆっくり行う方が良いと思います。
数社にお願いしてしっかりと情報公開する売り方をする場合でも、
「アットホーム」や「SUUMO」などのサイトに不動産会社別に物件情報が載るので、
サイト検索で「住みたい場所・値段」などを入れて検索すると
同じマンションの同じ部屋が売却をお願いしている会社の数だけ出て来ます。
つまり、
サイト検索結果で4件ヒットしてもよく見ると、
4件とも同じ物件で、扱っている業者が4社あるという事です。
写真の取り方、
セールスポイントの説明など
各社のカラーが出ていて比べる対象になります。
また1社(専属専任媒介や専任媒介)の場合は
マンションの鍵を1社に預けておけば良いのですが、
数社お願いすると、
鍵は自分で管理か、もしくは業者のみに分かる場所にキーボックスに入れて隠しておきます。
キーボックスとは小さな箱で、暗証番号で箱が開くようになっていて、
その中に物件の家の鍵が入っています。
各業者の営業マンがその暗証番号を知っていて、
ボックスから鍵を取り出し、お客様を案内すれば
お客様案内が入るたびに売り主や営業マンが鍵のやり取りをしなくて済みます。
しかしこのキーボックスは非常に危険だと思います。
どこで誰がその鍵の場所を知っているとも限りません。
暗証番号でさえ、いつどこから情報が漏れるか分かりません。
そして、数社にお願いする一般媒介の場合、
同じ日に別々の会社から「室内見学のお客様を案内したい」と
連絡が入る事も考えられます。
日程や時間の調節は売り主がすることになります。
人気物件になると1日に3組〜4組のお客様案内となり、
時間が重ならないようにするために
売り主は全体のマネージメントをしなくては行けません。
以上
イエイを使う際の注意点・ポイント でした。
このような注意点に気をつければ、
マンション売却一括査定サイトは非常に良いシステムだと思います。
私が利用した一括査定サイトは